【The Hybrid IEM Redefined】デュアルチャンバー・ドライバー・テクノロジー
Astell&Kernと米国IEMブランドCampfire Audioは、優れた技術を導入した最初のコラボレーションIEMであるAK SOLARIS Xを開発し、深く豊かな音を再現する名品として世界中から高い評価を得ました。そして今、Astell&KernとCampfire Audioは再びタッグを組み、それぞれの高度な技術とデザインを融合させ、驚くべき技術とサウンドを提供する新しいハイブリッドIEMを完成させました。この共同開発によるコラボレーションIEM第2弾モデル『PATHFINDER』は、「The Hybrid IEM Redefined」をスローガンとして、世界初(※)のデュアルチャンバー・ドライバー・テクノロジーによりハイブリッド型IEMを再定義します。(※)2022年5月13日発表時において。ハイブリッド型IEMとして。メーカー調べ。
驚異的なバランスを実現するドライバーコンビネーション
PATHFINDERは、より広い周波数帯域とリアルな再現性、優れた帯域バランスを実現するため、全く新しい設計を行いました。中域の要にKnowles社が開発した世界初(※)となるデュアルダイアフラム・BAドライバーを搭載。独立した二つの音響室と振動板が単一コイルに接続されたこの新型BAドライバーは、小型ながら高出力が可能となり、これまでよりもクリアでナチュラルなサウンドを実現しています。高域にはCampfire Audioの特許技術である「T.A.E.C.」を採用し、高音域再生に特化したカスタム・デュアルBAドライバーを搭載。そして低域から中低域にかけてはCampfire Audioの最新技術となる「Radial Venting Technology」を初採用し、10mm径ハイブリッド振動板のデュアル・カスタム・ダイナミックドライバーを搭載しました。3Dプリントによるチャンバーデザインは、ダイナミックドライバーの個性的なサウンドをそのままに、2基のダイナミックドライバーが生み出す強烈な低域を自然に表現します。これらの優れたドライバーのコンビネーションによりPATHFINDERの名にふさわしい革新的なサウンドを実現しました。
(※)2022年5月13日発表時において。ハイブリッド型IEMとして。メーカー調べ。
(※)2022年5月13日発表時において。ハイブリッド型IEMとして。メーカー調べ。
精密切削加工されたアルミニウムシェル+3D Printed Interior
高品質なアルミニウムを使用した精密切削加工のシェルに、アルマイト処理による漆黒の「Night Sky」カラーを採用しました。本体に使用されているステンレスパーツとアルミニウムシェルは、製品の耐久性を高めるだけではなく、不要な振動を抑えてノイズを低減、確実な装着感で快適なオーディオ環境を提供します。また、3D Printed Interiorテクノロジーにより各ドライバーが最高の音質を実現できるよう、音響学的に最適化された内部設計を採用しています。その結果、各ドライバーが一体となったシームレスな音楽体験を提供します。
高域:カスタム・デュアルBAドライバー+T.A.E.C.
新たにカスタマイズしたデュアルBAドライバーは、専用設計の音響技術で高域を聴き疲れしない伸びやかな表現を実現するT.A.E.C.(Tuned Acoustic Expansion Chamber)を採用することで 、よりクリアで正確な表現が可能になりました。Campfire Audioの特許技術である「T.A.E.C.」は、ドライバー前面の空間の容積を調整することで、ドライバーの性能を最適化します。これは一般的なチューブ+ダンパーよりも優れており、ドライバーから耳へ直接通路を確保することで、比類のない透明度と伸びやかさを実現します。
中域:世界初(※)のデュアルダイアフラム・BAドライバー
より質の高い音響性能とリスニング体験を実現するためには、従来の製品にはない新しい技術が必要でした。PATHFINDERで初めて採用されたKnowles社の新しいデュアルチャンバーのデュアルダイアフラム・BAドライバーは、1つのコイルで2つの個別の振動板を動作させる革新的なドライバーです。まるでツインシリンダーエンジンのように、大きなピストン1つでより大きな馬力とスムーズな動作を実現します。従来の1つの大きな振動板を持つBAドライバーに比べ、2つのチャンバーとそれぞれの個別の振動板を持ち、1つのコイルで駆動する新設計のデュアルダイアフラム・BAドライバーは、小型ながらよりパワフルな出力を実現します。
(※)2022年5月13日発表時において。ハイブリッド型IEMとして。メーカー調べ。
(※)2022年5月13日発表時において。ハイブリッド型IEMとして。メーカー調べ。
中低域/低域:デュアル・カスタム・ダイナミックドライバー+Radial Venting Technology
PU+LCPのハイブリッド振動板を採用した10mm径デュアル・カスタム・ダイナミックドライバーは、クリーンでバランスのとれた低域から中低域の再生とレスポンスの高さが特徴です。3Dプリントされた革新的なチャンバーデザインに収められたデュアル・カスタム・ダイナミックドライバーにより、豊かで高精細な低域から中低域を実現します。アコースティックチャンバーはCampfire Audioの最新技術となる「Radial Venting Technology」を初めて採用し、不必要な音圧や低域の誇張、膨らみを増すことなく、より速く、よりパワフルな低域レスポンスを作り出します。各ダイナミックドライバーは、ドライバーのフェイスに位置する特別設計の開口部から排気されます。この新設計により、ドライバーの表現力を飛躍的に向上させました。この設計により、ダイナミックドライバーならではの個性的なサウンドを保ちつつ、雄大な低音域を作り出すことが可能になりました。
ベリリウム/銅MMCX接続端子
カスタムベリリウム/銅MMCXコネクターは、通常の真鍮製コネクターよりも摩耗や損傷に強く、嵌合機構を強固なものにします。
3.5mm/2.5mm/4.4mmプラグのフラットデザイン銀メッキOFCリッツケーブル
PATHFINDERには、接続先に合わせてイヤホンの性能を最大限に発揮できるよう、3.5mmアンバランス、2.5mmバランス、4.4mmバランスの3種類の銀メッキOFCリッツケーブルが付属しています。銀メッキOFCリッツケーブルは、新開発のフラットデザインを採用。銀メッキOFC線の導体にエナメル加工を施し、よりクリアで伸びやかなサウンドを実現しました。フラットケーブルは絡まりにくく、巻いて収納することができ、ケーブルの歪みも少ないのが特徴です。プラグやコネクターは耐久性を高めるためにオーバーモールド加工を施し、金属製のハウジングで仕上げています。
充実の付属品
PATHFINDERは付属品も充実させたプレミアムなIEMです。
デザインコンセプト
PATHFINDERは、原音の純粋さを「光と影」で表現するAstell&Kernのデザイン哲学と、自然への畏怖を表現するCampfire Audioのデザイン哲学を融合し、「マウンテンピーク」インレイデザインを誕生させました。インレイはステンレススチールからひとつひとつ製作され、光と影を表現した6つの側面で構成されています。これらの光り輝く面を合わせると、大地からそびえ立つ輝かしい山の形となるのです。PATHFINDERは、Campfire AudioとAstell&Kernが誇るプレミアムクラフトマンシップとイノベーションの価値を、そしてその精密な製造技術によってダイナミックな美しさを表現しています。
【Campfire Audio】
Campfire Audioは、洗練されたオーディオ再生への情熱から生まれました。イヤホンシリーズの各モデルは、米国オレゴン州ポートランドの工房にて手作業で設計・組み立てられ、その性能と仕上げは他の追随を許さないほどです。各イヤホンは、その性能と仕上げにおいて、他の追随を許しません。高度な技術と献身的な職人からなる小規模なチームで、常に素材と技術を試し、最も大切な人たちのために何かユニークで特別なものを作り上げています。
Campfire Audioは、洗練されたオーディオ再生への情熱から生まれました。イヤホンシリーズの各モデルは、米国オレゴン州ポートランドの工房にて手作業で設計・組み立てられ、その性能と仕上げは他の追随を許さないほどです。各イヤホンは、その性能と仕上げにおいて、他の追随を許しません。高度な技術と献身的な職人からなる小規模なチームで、常に素材と技術を試し、最も大切な人たちのために何かユニークで特別なものを作り上げています。