Astell&Kern史上初のマルチDAC搭載
A&futura SE200は、2つの異なるDACを搭載した史上初となる「マルチDAC」のAstell&Kernプレーヤーです。ESS Technology社のオーディオ用最新DAC「ES9068AS」をオーディオプレーヤーとして初搭載。そのES9068ASを左右独立したデュアルDAC構成で採用しています。更に、最上位モデルであるA&ultima SP2000に採用されている、旭化成エレクトロニクス社のフラッグシップDACである「AK4499EQ」もシングル構成で同時搭載。ES9068ASを2基、AK4499EQを1基という異なる2種類3基のDACを組み合わせることで、史上初のマルチDACプレーヤーを実現しました。このマルチDAC構成は一般的なプレーヤーとは根本的に異なるプレミアムな音を追求するというA&futuraラインのフィロソフィーを体現しています。この異なる2種類のDACを適切に実装する為、開発期間及びチューニングに通常の2倍の時間を費やしました。
DAC特性に合わせた独立アンプ回路設計
SE200はESSとAKM、2種類の異なるDACの特性の違いを最適化する為に、1つのアンプ回路ではなく、複数の異なる独立したアンプ回路設計を採用しました。AKMとESS、それぞれにアンバランス接続とバランス接続、各チャンネルの信号を独立させ且つ完全に分離した専用のアンプ回路設計とすることで、互いに干渉しない優れたサウンドを実現しています。
DACフィルターを選択可能
A&futura SE200は、DACメーカーが提供する様々なDACフィルターを選択することが可能です。聴く音楽の種類に合わせて最適なDACを選ぶだけでなく、自分好みのサウンドプロファイルを選択することで、サウンドをさらにカスタマイズすることができます。
※DACフィルターはPCM 192kHz/24bitまでの適用となります。DSD/MQAフォーマットには適用されません。
PCM 384kHz/32bit・DSD256ネイティブ再生
A&futura SE200は、高速信号処理を可能としたOcta-Core CPUを採用し、PCM 384kHz/32bit、DSD 256(11.2MHz/1bit)のネイティブ再生をサポート。更に超高解像度音源を的確に再生する独自のレーザーグラウンドエキスパンションテクノロジーにより、ノイズフロアを限りなく抑えたサウンドを実現しています。
進化したプレミアムライン
A&futura SE200は、仕様面においても前モデルのSE100から更に進化しました。内蔵メモリは256GBへ強化。microSDカードスロットとの併用により大量の音楽データを保存可能です。連続再生時間においてはSE100が最長約11時間であったのに対し、SE200では連続最長約14時間(ESS)となり、より長時間の再生が可能になりました。また、出力においてもアンバランス3Vrms、バランス6Vrms(AKM)と高出力化したことで、よりパワフルな再生が可能となっています。
ボリュームホイールLED搭載
A&futura SE200は「ボリュームホイールLED」を搭載。赤、緑、青、紫など様々なカラーの光を表示することで視覚的な効果だけではなく、再生に使用しているDACや現在再生中の曲のビット深度、ボリューム調節状態を表示します。
DACステータス
各ヘッドホン端子に接続した際に表示します。
ESS:グリーン
AKM:オレンジ
ESS&AKM:イエロー
ビット深度ステータス
再生中の音源のビット深度を表示します。
16bit:レッド
24bit:ライトグリーン
32bit:ブルー
DSD:パープル
ボリュームステータス
ボリューム操作時に音量状態を表示します。ブルーカラーの濃さが約50ステップごと3段階で変化します。
優れたオーディオパフォーマンスと高い機能拡張性
・内蔵メモリ256GB+microSDカードスロット搭載(最大1TB対応※microSDカードは別売)
・USB Type-C(USB 3.0サポート)による急速充電、高速データ転送に対応
・USB-DAC機能対応 (USB Type-C)
・USBデジタルオーディオ出力機能対応
・DLNA機能強化のネットワークオーディオ再生「AK Connect」対応
・MQAフォーマット音源の再生に対応
・動画ストリーミングサービス「V-Link」機能対応
・音楽ストリーミングサービスアプリ等をインストール可能「Open APP Service」機能対応
・EQ(イコライザー)シェアリング機能対応
・カーモード機能対応
・AK CD-RIPPER(別売)に対応
セラミックプレートを採用した新デザイン
A&futura SE200の新しいデザインは、前モデルのSE100と同様に台形のアイデンティティーを維持しつつ、大胆な曲線を組み合わせたデザインとなっています。SE200の台形ボディの側面にある曲線をブレンドしたデザインは、2種類の異なるDACを1つの統一されたプレーヤーに融合させるという発想を表現しています。ボリューム周辺部分は、使用されている2種類のDACを象徴するように、側面のカーブと調和し、柔らかな光を反射させています。斜めのラインの精密加工は、Astell&Kernならではの洗練さを示しています。SE200では、プレーヤーの天面と背面に「セラミックプレート」と呼ばれる新素材を初めて採用しました。従来のガラスとは異なり、プレーヤーの天面と背面に深くやわらかい光が流れるのがわかります。湾曲したカットを施したリアカバーは、プレーヤーの側面に接し、ホイールを優しく包み込み、滑らかな光の流れを見せています。アルミボディに合わせて精密に加工されたセラミックプレートから、プレーヤーを包み込む精密なラインまで、Astell&KernがSE200の美しさを高めるために使用している繊細なディテールをご覧ください。