『A&norma SR25』は、Astell&Kernが「The New Hi-Fi Standard」をキャッチコピーとして開発したA&normaスタンダードラインの第2弾モデルです。スタンダードラインの目的は、同社のコンパクトモデルであるAK70から始まり、手軽さと共にハイレゾオーディオ再生環境とAstell&Kernのサウンドクオリティーをより多くの音楽愛好家に届けることでした。
A&norma SR25は、サウンドに妥協しないというフィロソフィーの本質を体現しています。SR25は音楽ごとのディテール表現とビットパーフェクトな再生の実現により、アーティストが意図したオリジナルのサウンドにどうやってより近づけるか?という終わりなき問いに対する、最新の答えです。
A&norma SR25は、サウンドに妥協しないというフィロソフィーの本質を体現しています。SR25は音楽ごとのディテール表現とビットパーフェクトな再生の実現により、アーティストが意図したオリジナルのサウンドにどうやってより近づけるか?という終わりなき問いに対する、最新の答えです。
超高解像度サウンドの為の新しいパフォーマンスモード
A&norma SR25は、より早い信号処理を可能とした新しいQuad-Core CPUを採用し、Astell&Kernスタンダードラインのプロダクトとしては初となる、最大PCM 384kHz/32bit、DSD256 (11.2MHz/1bit)のネイティブ再生をサポート。これまでのスタンダードクラスのモデルから飛躍的なパフォーマンスの向上を実現しました。SR25は比較的コンパクトで持ち運びしやすいボディを維持しながら、安定した超高解像度サウンドを実現することをコンセプトとしています。その性能を実現する為の一つとして、SR25では再生中の音源ソースのデータサイズに応じてシステム内のメモリーカードを自動的に最適化及び設定する新しいパフォーマンスモードを開発。再生する音源ソースの解像度が上がるごとに、より多くのデータを高速で処理する必要があります。この部分が最適化されていない場合、音割れが発生する可能性があります。これを防ぐ為に、SR25では高解像度のハイレゾ音源ソースにおいて新しいパフォーマンスモードを使用してシステムを調整及び最適化することで、ほぼ完璧に近いサウンドクオリティーで再現します。オリジナルレコーディングにおいてアーティストが目指した微細なディテールまでをも妥協なく再現する、SR25のパフォーマンスモードで超高解像度を体験して下さい。新規開発したオーディオ回路「Ultra Low Noise Filter」
A&norma SR25は、Cirrus Logic社のMaster HIFI™チップセットソリューションを導入し、優れたオーディオ再生性能を実現する「CS43198」を、L/R独立して1基ずつ搭載したデュアルDAC構成を採用。更にそのサウンドクオリティーを余すことなく再現できるように、オーディオ回路設計を新規開発しました。PCM 384kH/32bit及びDSD256の超高解像度デジタルオーディオの再生を適切に行うには、高性能のCPUとメモリ速度、高速信号処理に適したオーディオパスが必要とされます。オーディオパスの長さを最適化することは非常に需要な部分です。これが適切ではない場合、信号間に遅延が発生し、結果として音の異常に繋がる可能性があります。SR25では前モデルのSR15とは全く異なる高速信号処理をする為のPCB基板を新たに設計、開発。オーディオパスの長さを同じにすることで、遅延のない超高解像度サウンドの再生を実現しました。更に、歪みのない信号伝達とノイズ除去の為に新規設計されたオーディオパターンと電源回路がL/R各チャンネルに採用されています。Astell&Kernならではの高解像度サウンドを「Zero Noise」で楽しむことができる、この新規開発されたオーディオ回路が「Ultra Low Noise Filter」です。[超高解像度のための高精度オーディオパス設計イメージ]
[各チャンネルのUltra Low Noise Filterのイメージ]
Astell&Kern史上最長となる連続再生約21時間
電源の安定した設計と効率化が適切に考慮されていない場合、入出力の電圧差が大きくなり、出力電流が大きいと出力電圧が不安定になる場合があります。これにより過剰なノイズが発生し、音質の低下を招く主な原因となる可能性があります。また、電力効率が悪いと連続再生時間が短くなります。A&norma SR25の開発コンセプトは、エンジニアチームに大きな課題を突きつけました。それは、特徴的な高解像度サウンドと低ノイズフロアを維持しつつ、これまでの製品の中で最も長い連続再生時間を実現することです。SR25において、開発チームは非常に高い効率性のコンポーネントを採用しただけではなく、パフォーマンスを最大限に引き出すための回路の最適化に注力しました。その結果、妥協することなくサウンドクオリティーを維持しつつ、前モデルであるSR15の約2倍以上となる最大21時間の連続再生を実現しました。
Bluetooth AAC及びLDACコーデック対応
A&norma SR25はワイヤレス再生時の音質にも妥協はありません。Bluetooth aptX HDによる24bit再生に加え、新たにLDACコーデックをサポート。ハイレゾオーディオをワイヤレスで楽しむための更なる選択肢をユーザーに提供します。また、AACコーデックにも対応した為、Bluetooth対応イヤホンやヘッドホン、スピーカーとペアリングすることで、幅広く高品質なサウンドをお楽しみ頂けます。ユーザーエクスペリエンス向上の為の最新のシステム最適化
A&norma SR25のファームウェアはAndroid 9.0をベースに独自開発しており、一見気づかない多くの機能やアップグレードを追加したことで、これまでのバージョンのOSよりも更に安定した動作を提供します。これによりOpen APPを介してインストールされた、主な人気の音楽ストリーミングアプリがSR25で使用可能になり、将来的なアプリのアップデートにも対応するようになります。SR25は、Androidを独自にカスタマイズすることで、音楽再生に完全に最適化されたシステムとユーザーインターフェースをユーザー提供し、スムーズで流れるような音楽体験を実現できるよう設計されています。優れたオーディオパフォーマンスと高い機能拡張性
・3.5mm3極アンバランス出力(2.0Vrms)と2.5mm4極バランス出力(4.0Vrms)ヘッドホン端子搭載・内蔵メモリ64GB+microSDカードスロット搭載(最大1TB対応※microSDカードは別売)
・USB-DAC機能対応 (USB Type-C)
・USBデジタルオーディオ出力機能対応
・DLNA機能強化のネットワークオーディオ再生「AK Connect」対応
・MQAフォーマット音源の再生に対応
・音楽ストリーミングサービスアプリ等をインストール可能「Open APP Service」機能対応
・EQ(イコライザー)シェアリング機能対応
・カーモード機能対応
・AK CD-RIPPER(別売)に対応