*当製品は受注生産モデルとなります。受注後納期は約1ヶ月を見込んでおりますが、生産状況などにより前後する場合がございますのでご了承願います。
高精度の読み取りを実現するCDリッピング機能
AK500Nはスロットイン式のCDドライブを内蔵しておりますが、一般的なCDプレーヤーの様に直接CDの再生は行いません。高精度のリッピング機能により音楽CDの信号を完璧なまでに抽出し、内蔵のSSDに保存した上で再生を行うので、通常のCDプレーヤーと異なる未体験のサウンドをお手持ちのCDから引き出す事が可能です。高性能なリッピングエンジンは、エンハンスドジッター訂正や高性能のCD トラックエラー補正により、音楽CD の情報を完璧なまでに抽出し、圧倒的な高音質での取り込みをサポートします。取り込み速度はNormal/Fast/Very Fast から、データ方式はWAV/FLAC から選択可能です。さらにデータベースとして定評のある「Gracenote ( グレースノート)」にネットワーク経由でアクセスし、アルバム名、曲名、アーティスト名などの情報や、アルバムアートを自動的に入手します。もちろん、タッチスクリーンから直接テキスト入力する事も可能です。AC電源からの外部ノイズ混入を防ぐ内蔵バッテリー駆動
AC 電源から混入する外部ノイズによる音質劣化は、オーディオ製品共通の課題です。AK500N は一切の外部ノイズの混入を防ぐために内蔵バッテリー駆動を採用しました。外部ノイズの発生源であるAC 電源との接続を物理的に遮断することにより、電源リップルノイズを最大負荷5A 時に50mVp-p 以下に制御します。外部ノイズによる音質劣化を防ぎ、驚異的なS/N を実現。内蔵バッテリー駆動が本当のピュアサウンド再生を可能にします。※内蔵バッテリーにより約7時間( 44.1kHz/16bit ボリューム75 )の連続再生が可能です。再生していない時や残量が5%以下になると自動的に充電を開始します。(強制的に充電させる事も可能です)
PCM から DSDへリアルタイム変換再生機能
PCM 352kHz/24bit、及び384kHz/24bitのデータを、DSD64( 2.8MHz/1bit)にリアルタイム変換再生する事も可能です。PCMのネイティブ再生は最大192kHz/24bitとなり、それを超える 384kHz/32bit までのデータは、192kHz/24bitにダウンサンプリングしてのPCM再生となりますが、PCM toDSD機能をオンにすれば、劣化する事なくオリジナルに近い音質での再生が可能です。※DSDのネイティブ再生は、最大DSD128(5.6MHz/1bit)まで対応します。
【 PCMとDSDのノイズレベル比較 】
DSDのノイズ曲線はPCMと異なり、高い周波数に向かいノイズレベルの急激な折り返しをせずに徐々に変化するため、高域部分のノイズによる影響を受けにくいという事がいえます。【 PCMとDSDのサンプルレート比較 】
アナログ信号をデジタルに転換する際、PCMは1秒間に44,100回(44.1kHz) ~ 384,000回(384kHz)サンプリングを行い、音の強弱は65,536段階(16bit) ~ 約1677万段階(24bit)で量子化を行います。DSDは1bitに固定の上、1秒間を約280万回(2.8MHz) ~ 560万回(5.6MHz)と高サンプリングで転換。音の強弱はパルスの密度で表されます。結果DSDはオリジナルの音に近く、量子化ノイズも抑えられます。
信頼性の高いSSDを搭載
AK500N は、耐久性と信頼性の高いSSD(MLC) を採用しています。一般的にネットワークオーディオシステムで用いられるHDD と比較すると、音質に悪影響を与える振動ノイズがなく、さらに膨大なデータの記録と読み出しに関しても、HDD と比べ速く処理ができる点も大きなメリットです。*1TB、2TBモデルに関しては納品後のSSD増設対応可能です。
タイプ | SLC (シングルレベルセル) | MLC(マルチレベルセル) | TLC(トリプルレベルセル) |
メリット | 最高耐久性 | 高耐久性/大容量対応 | 安価 |
デメリット | 大容量非対応 | 低耐久性 |
HDDの比較
タイプ | SSD (ソリッドステートドライブ) | HDD (ハードディスクドライブ) |
メリット | HDDと比較して5倍速/耐久性、静音性 | 安価 |
デメリット | HDDと比較すると高価 | 低速度、低耐久性 / 振動ノイズ |
*1TB、2TBモデルに関しては納品後の内部SSD増設対応可能です。詳細につきましては後日、当ホームページにてご案内致します。
豊富な入出力端子
AK500Nは多岐にわたる入出力端子を装備し、様々な機器との接続に対応します。デジタル入出力はAES/EBU、同軸接続、光接続、BNCをそれぞれ装備。アナログ出力はRCA/XLRを装備しています。さらに直接パワーアンプとの接続も可能にするボリューム可変式(VARIABLE)出力にも対応。好みに応じプレミアムなオーディオシステムを組むことができます。入出力設定はタッチスクリーンによるグラフィカルなユーザーインターフェイスにより簡単に行えます。高度なネットワーク
容易なネットワーク接続もAK500N の魅力のひとつです。DLNA ベースの方式を採用しており、LAN やWi-Fi を通じて、お持ちのパソコンやNAS サーバーとの接続が可能。そしてパソコンやNAS 内に格納されている音楽データのストリーミング再生や、AK500N内のSSD にダウンロードすることもできます。また、リモートアプリをインストールしたスマートフォンやタブレットで音楽再生を遠隔操作することも可能となります*。さらに、ファームウエアの更新はOTA(Over the Air) を採用しているので、オンラインに接続した環境であ
れば、最新のアップデート情報を自動通知してくれます。
*DLNA ver.1.0に対応したアプリにて操作可能です。